開催レポート：スピーチ・プレゼン力をアップして世界に羽ばたけ！（2019年7月14日開催）

NY在住、世界のトップスピーカー兼戦略コンサルタントである リップシャッツ信元夏代さんをお呼びして、Tech STAR Campワークショップ 「スピーチ・プレゼン力をアップして世界に羽ばたけ！」を開催いたしました。

全国各地から参加した中学生たちは今年の夏休みに、シリコンバレーの研修プログラムに参加する予定です。

 

コンセプトは「探せ！自分を表すキーワード」

相手に自分を知ってもらうために、 何を伝えたら相手の心を動かすことができるのでしょうか？

そんな時に大切にしたいのが、 「自分を表すものは何か、そして誰のためにプレゼンするのか」を明確にすること。 相手に想いが届くプレゼンテーションができるようになれたら最高ですよね。

今回は、自分とは何かというキーワードの中から更に絞り込み それに基づいた自己紹介を考えることで 「SDGs×スポーツ」という観点から 実現したい未来予想図を英語でプレゼンできるようになることを目指します。 フレームを使いながら、まずは自分を表すキャラクターを探し、深掘りしてみました！

 

「自分って何だろう？」

 

一人一人付箋にキーワードを引き出し、一番自分らしい言葉を深掘りしていきます。 なぜその言葉を選んだのか、それを使って何をしたいのか 未来どんな人間になりたいか。 「それの何がいいの？どんなことを大切にしたいの？」 一つひとつのキーワードにはみんなのそれぞれのこだわりや性格、 体験から学んだ思いが込められていました。

 

選んだ理由を明確にできたら、それを英語の文章に変換することにチャレンジ。 自分てこんな人なんだ！そんな発見がたくさんあったようです。

 

「プレゼン」を通じて自分の想いを伝えてみよう！

 

ついつい想いをそのまま話してしまいがち。 相手にしっかりと届けるために、必要なことは他にもありそうです。 何を大切にしたら自分の想いは相手に伝わるのでしょうか？ 夏代先生からの熱い講義が行われます。 「本当に伝えたいことがあるなら 自分目線ではなく〇〇目線で話すことが必要です。」

 

〇〇目線とは。。。？

伝える時に大切なのは、「相手目線」 。自分が何を伝えたいのかを理解できていたら、より気持ちよく相手に伝えることが できるようになるようです。

では、相手目線で聞き手に届くプレゼンを作る上で大事なことは何だろう？

 

それは「質問力」！

これらを自分に質問することで、 自分が伝えたいことをより明確にすることができます。 自分の思いも相手の思いも大切にしながら 説得力のあるプレゼンがしたい！！！ 自分の思いや意見、何かを協力して欲しい時、 これがわかっていたら自信を持って伝えることができそうですね。

 

そして必要なことは、「なぜそれがよくて、誰のためになるのか」と言うこと。 では、その未来は自分のどんな性質が生かされるのだろう？それを生かした自分らしいアクションは？ そこまでしっかりと考えることで 具体的なプレゼンテーションができるようになります。

 

「 SDGs ×スポーツで実現する未来予想図」

 

キーワードは「スポーツ× SDGs」 ジェンダー、環境保全、教育、平和、ゴミの問題。みんなから出てきたアイディアは とっても幅広くて革新的。みんなの意見を持ち寄ったことで、多様な視点から斬新なア イディアも生まれました。 描いた未来予想図が現実になったら 地球に、社会に自分たちにどんないいことが訪れるのだろう？ みんなで世界に貢献できるアイディアを出し合って想いをプレゼンに込めました。

 

やってみてどうだった？？？

 

◯緊張したけど、自分が人前で話すことが苦手なことに気づけたから 次回から自分の話すことを考えて話すようにしたいな。

◯フレームがあることで自分の伝えたいことを整理できるし、文脈を考えて作ることがで きるので、自信を持って話せた。

◯プレゼンテーションは好きだから、とっても楽しかった。

◯自分のユニークで斬新なアイディアを生み出して みんなに発表できることが、楽しかった。

◯発表が上手にできるようなるための方法がわかったし プレゼンの大切さがよりわかった。

 

参加した子供達からは、ワークショップに参加して本当によかったとの ご意見をいただきました！次世代のリーダーになる子供達。 これからの成長が楽しみです。

夏代先生、素敵な機会をありがとうございました！！

 

主催 日本ワーキングママ協会

Report by 見目美紀